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県令(けんれい)

明治前期の県の行政長官の官職名。1871年(明治4)の廃藩置県以後,11月2日の府県官制の改正により全国は府と県に統合され,府の長官は知事,県の長官は令と定められた。廃藩置県後の人事では旧藩主ではなく,赴任先と無関係の者を選ぶことが原則で,とくに幕末維新の功労者が多かった。86年の地方官官制で,府県ともに知事を行政長官とすると改正された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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