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元明天皇(げんめいてんのう)

生没 661~721.12.7 在位707.7.17~715.9.2 奈良前期の女帝。阿閇(陪)(あべ)皇女・日本根子天津御代豊国成姫(やまとねこあまつみしろとよくになりひめ)天皇と称する。天智天皇の第4皇女。母は蘇我倉山田石川麻呂の女姪娘(めいのいらつめ)。草壁(くさかべ)皇子の妃となり,707年(慶雲4)子の文武天皇の譲位の意思をうけて即位。710年(和銅3)平城京に遷都したのをはじめ,藤原不比等(ふひと)らの補佐を得て律令政治を推進した。715年(霊亀元)女の氷高(ひだか)内親王(元正天皇)に譲位。その後も宮廷に重きをなした。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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