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建仁寺(けんにんじ)

「けんねんじ」とも。京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の本山。開山は栄西。土御門(つちみかど)天皇の勅願で,1202年(建仁2)源頼家が創建した日本最初の禅院。建築が始まったのは03年,竣工は05年(元久2)。1386年(至徳3・元中3)には京都五山の第3位になるなど,終始五山の一つであった。建造物では方丈・勅使門(重文),絵画では俵屋宗達の「風神雷神図」(国宝),南北朝期の「十六羅漢像」,桃山時代の「竹林七賢図」「花鳥図」「琴棋書画図」(いずれも重文)などがある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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