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建設省(けんせつしょう)

国土建設事業を所管する中央官庁。1948年(昭和23)7月10日設置。47年12月の内務省解体によって,道路河川港湾工事および都市計画などを管掌していた同省国土局は戦災復興院と合併し,48年1月1日,国土復興と総合的保全開発の統一的組織として総理府外局の建設院となった。同年7月同院が昇格し建設省が設けられ,大臣官房・総務(国土計画所管)・河川・道路・都市・建築・特別建設の各局で構成。初期は災害復旧が業務の中心であったが,のち河川開発・道路整備・住宅対策・都市計画に移った。2001年(平成13)1月,中央省庁再編により運輸省・北海道開発庁・国土庁と統合して国土交通省となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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