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憲政党(けんせいとう)

明治30年代の政党。1898年(明治31)6月,第3次伊藤内閣の地租増徴案に反対して連携した自由党と進歩党が合同して結成。第1次大隈内閣の与党となり,同年8月の第6回総選挙にも大勝したが,旧自由・旧進歩両派の対立などにより10月には内閣が瓦解,憲政党も旧自由党系の憲政党と旧進歩党系の憲政本党とに分裂した。星亨(とおる)の指導する憲政党は第2次山県内閣と提携,地租増徴賛成に踏み切った。山県内閣が憲政党員の入閣要求を拒むと伊藤博文に接近,憲政党は1900年9月に解党して立憲政友会に合流,その中心を占めた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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