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言志四録(げんししろく)

「言志録」「言志後録」「言志晩録」「言志耋録(てつろく)」の総称。著者は佐藤一斎(いっさい)。1813~51年(文化10~嘉永4)頃までに順次成立。4巻。一斎が42歳からおよそ40年間にわたって筆録・刊行した語録で,日々の修養や心得,さまざまな事物の道理など,筆者の学問や体験からうまれた教訓が書かれている。西郷隆盛もこれを愛読して101カ条を抄録し座右の銘とした。「岩波文庫」「日本思想大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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