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闕字(けつじ)

文書の本文で,敬意を表すべき言葉の上を,1字ないし2字分空白にすること。律令の公式令には,大社・詔書・勅旨・中宮・東宮・皇太子などの言葉に対して用いるよう規定している。この規定はあまり厳密には用いられず,他の言葉にも使用されるようになり,綸旨・院・院宣に対しても用いられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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