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金葉和歌集(きんようわかしゅう)

第5番目の勅撰集。源俊頼(としより)撰。白河法皇の下命。1124年(天治元)の初度本,翌年の二度本とも返却され,三奏本は26年かその翌年に草稿として奏覧され,そのまま受納されたという。書名は優れた和歌の集の意。四季・賀・別離・恋上下・雑上下の10巻。代表歌人は源経信・俊頼・藤原公実(きんざね)・同顕季(あきすえ)ら。「古今集」以来の伝統から脱した新鮮な歌風を特色とする。「新日本古典文学大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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