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清原武則(きよはらのたけのり)

生没年不詳。平安中・後期の武将。出羽国仙北郡の俘囚(ふしゅう)長。光方の子。前九年の役で苦戦中の源頼義からの支援要請をうけ,1062年(康平5)軍兵を率いて陸奥国に赴く。清原一族の参戦により,戦況は一気に頼義側に有利となり,安倍軍は壊滅。武則はこの功により,翌年従五位下に叙せられ,鎮守府将軍に任じられた。以後,奥六郡を勢力下に加え,奥羽に強固な基盤を築きあげた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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