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清原氏(きよはらうじ)

(1)天武天皇の皇子舎人(とねり)親王の後裔氏族。姓は真人(まひと)。791年(延暦10)長谷(はせ)(舎人親王の曾孫)が清原真人を賜ったのが初例。以後,清原真人賜姓記事は国史に数多く散見。数種の「清原氏系図」が伝世するが,個々の系譜は判別しにくい。平安初期の政治家として「令義解(りょうのぎげ)」の編纂者で右大臣の夏野(なつの),蔵人頭(くろうどのとう)・参議の岑成(みねなり)らがおり,平安中期には歌人として深養父(ふかやぶ)や元輔(もとすけ)(三十六歌仙の1人),「枕草子」の清少納言がみえる。(2)一方,明経(みょうぎょう)道を家学とした広澄(ひろずみ)系清原氏は,外記(げき)局の局務を世襲するようになる。(3)また11世紀出羽で勢力をもった豪族清原氏があるが,中央の清原氏との関係については諸説あり不詳。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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