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狂雲集(きょううんしゅう)

一休宗純(いっきゅうそうじゅん)の漢詩集。書名は一休の号狂雲子による。一休が没した1481年(文明13)には本書の原型が成立していたと推定される。真珠庵蔵本・蓬左文庫本など数種類の写本が伝存し,収録された詩の数も写本により異なる。一休の弟子祖心紹越筆の奥村家蔵本が最も多くの詩を収め,良質の写本である。「新撰日本古典文庫」「続群書類従」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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