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北山十八間戸(きたやまじゅうはっけんど)

奈良市東之阪町にある史跡。癩患者の収容と救済を目的とし,日本最古の社会事業施設の一つとして欧米にも知られる。光明皇后の創始というが,実際は鎌倉中期頃,西大寺の僧忍性(にんしょう)が創建。1567年(永禄10)三好・松永の兵乱で焼失したが,寛文年間に旧規模に忠実に再建。鎌倉時代の遺風をよく伝える。国史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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