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喜多川歌麿(きたがわうたまろ)

生没 1753/54~1806.9.20 江戸中・後期の浮世絵師。喜多川派の祖。本姓は北川。俗称勇助・市太郎。町狩野の絵師鳥山石燕に学び,豊章と号して安永期に版本挿絵で活躍。1781年(天明元)に号を歌麿と改め,「画本虫撰(えほんむしえらみ)」などの狂歌絵本にその才を発揮した。寛政期には,「婦人相学十躰」に代表される女性の半身像を描いた錦絵に新機軸をうちだし,役者絵に用いられていた大首絵(おおくびえ)を美人画に採用するなど,豊かな表情の女性像を描いて美人画の第一人者となった。しかし,寛政期末から美人大首絵は禁止され,乱作もたたって質的低下をみせる。1804年(文化元)筆禍事件で手鎖の刑をうけ,2年後失意のうちに没した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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