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冀察政務委員会(きさつせいむいいんかい)

1935年12月,北平(ペイピン)に成立した国民政府の対日妥協の地方政権。冀は河北省,察は察哈爾(チャハル)省の略。35年6月の梅津・何応欽(かおうきん)協定と土肥原・秦徳純(しんとくじゅん)協定以後,奉天特務機関長の土肥原賢二少将が華北の自治・独立を名目に冀東防共自治委員会を樹立。日本の圧力で,国民政府は冀察政務委員会の設立を妥協案として提示,宋哲元(そうてつげん)を委員長に任命した。こうした日本の華北分離工作は,12・9反日運動をひきおこし,日中戦争勃発後,同委員会は消滅した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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