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記紀(きき)

「古事記」と「日本書紀」とを一括してよぶ呼称。天皇の世界を神話的根源にまでさかのぼりつつ歴史のかたちで根拠づけるものという点で両書は共通性をもち,記紀とよび慣らわされてきた。しかし,そのことは一方で両書の異質性を軽視することにもなりがちであり,注意が必要である。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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