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御前会議(ごぜんかいぎ)

第2次大戦終了まで天皇が出席して開かれた会議。開戦・講和の可否,戦略・対外政策決定などの重要国務を審議した。元老院会議,枢密院などの常設会議への出席のほか,日清・日露両戦争の際の大本営会議,日中戦争・太平洋戦争の際の大本営政府連絡会議は時に応じて御前会議となることが多かった。大本営政府連絡会議(御前会議)の構成者は首相・蔵相・外相・内相・陸相・海相・企画院総裁・参謀総長・軍令部総長で,議題によって枢密院議長・参謀次長・軍令部次長・興亜院総務長官・外務省欧亜局長なども出席した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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