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国立公文書館(こくりつこうぶんしょかん)

日本の中央文書館。内閣府所管の施設。1971年(昭和46)設置。東京都千代田区。中央行政機関(立法・司法機関は除く)から移管された,原則として作成後30年を経過した公文書その他の記録を保存し,閲覧に供するとともに,これに関連する調査研究および事業を行うことを基本的業務とする。蔵書は約133万冊(2013年3月現在)。明治太政官期の公文書は充実しているが,各省の公文書は震災や戦災の被害をうけている。おもな文書群としては「公文録」「太政類典」「公文類聚」「公文雑纂」をはじめとする閣議書原本綴のほか,「文部省公文書」「運輸省公文書」など。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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