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国民政府(こくみんせいふ)

略称は国府。1925年に成立した中国国民党を主体とする政府。前身は1923年に成立した孫文を領袖とする陸海軍大元帥府。25年7月,広東(カントン)国民政府に改組し,主席は汪兆銘(おうちょうめい)。北伐開始後,27年1月に政府所在地を広州から武漢(ぶかん)に移した。4月蒋介石(しょうかいせき)が反共クーデタをおこし,南京(ナンキン)に胡漢民(こかんみん)を主席とする国民政府を樹立。武漢・南京両政府の分裂は,7月の汪兆銘反共クーデタ後に終止符が打たれた。28年に立法・司法・行政・考試・監察の五院制の国民政府として出発。日中戦争中に重慶(じゅうけい)に移り抗日戦争を指導。第2次大戦後南京に復帰したが,49年共産党との内戦に敗れて台湾へ移り,大陸の共産党政府との対峙状態が続いている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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