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国民精神総動員運動(こくみんせいしんそうどういんうんどう)

日中戦争に際し,国民を戦争協力に動員するための官製の運動。1937年(昭和12)8月,第1次近衛内閣が決定した「国民精神総動員実施要綱」にもとづき,10月から中央・地方の動員組織が作られて発足。当初は儀式や行事を通じて精神教化をはかる運動が中心だったが,その後,貯蓄増加・国債購入・金属回収などの経済国策協力運動が加わり,町内会・隣組や婦人会を通じてとくに女性が動員された。39年9月からは毎月1日,一汁一菜・日の丸弁当・禁酒禁煙などを守る興亜奉公日を実施した。40年10月の大政翼賛会成立後,大政翼賛運動にうけつがれた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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