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国民協会(こくみんきょうかい)

明治中期の政党。1892年(明治25)6月,中央交渉部を改組して成立。会頭は薩派の元勲西郷従道(つぐみち),副会頭品川弥二郎。国権拡張・実業振興・軍備充実などを政綱とし,民党の対抗勢力を標榜。佐々友房(さっさともふさ)・大岡育造・元田肇(はじめ)らを擁し,第4議会開会時(1892~93)には所属議員70人を数えた。第2次伊藤内閣と自由党との接近にともない改進党などとともに対外硬派を形成し,伊藤内閣および自由党に対抗。94年3月の第3回総選挙に惨敗し,以後党勢は振わなかった。日清戦後には第2次伊藤内閣に接近し,第3次伊藤内閣下の第12議会では唯一地租増徴案に賛成。第2次山県内閣下の99年7月に解散,帝国党に改組。品川も引退した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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