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国民皆兵(こくみんかいへい)

近代国家の軍隊を傭兵(ようへい)や募兵によらず国民からの徴兵によって編成しようとする考え方。1872年(明治5)の徴兵告諭は,明治政府の四民平等・兵農合一の理想をのべたものだった。徴兵令は73年の発布以来数度改正され,皆兵をうたったが,実態は広範な免除規定があり公平とはいえなかった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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