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国際連合(こくさいれんごう)

国際連盟にかわる国際平和維持機構。1944年のダンバートン・オークス会議,翌年のヤルタ会談をへて,同年サンフランシスコ会議に連合国50カ国が参加し,国際連合憲章を採択。同年10月憲章が発効して発足。本部はニューヨーク。国際平和と安全の維持,福祉の増進を目的とする。原加盟国は連合国51カ国で,中立国・枢軸国は除かれた。主要機関(総会・事務局・安全保障理事会・経済社会理事会・信託統治理事会・国際司法裁判所)と補助機関があり,別組織の専門機関とは連携関係をもつ。総会は1国1票,多数決を原則とし,毎年9月に招集。日本は52年(昭和27)加盟を申請,日ソ国交回復後の56年に承認された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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