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後亀山天皇(ごかめやまてんのう)

生没 ?~1424.4.12 在位1383.10以後~92.閏10.5 後村上天皇の皇子。名は熙成(ひろなり)。母は嘉喜門院勝子といわれる。長慶天皇の皇太弟となり,南朝和平派の公家に推され,1383年(永徳3・弘和3)頃に践祚(せんそ)。92年(明徳3・元中9)足利義満からの和平の申入れに対し,譲国の儀式による神器授受,両統迭立(てつりつ),諸国国衙(こくが)領の大覚寺統管轄などを条件としてこれをうけ,同年閏10月入京,北朝の後小松天皇に神器を譲り上皇となる。しかし3条件は守られず,1410年(応永17)吉野に潜行。16年に帰京。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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