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皇民化政策(こうみんかせいさく)

朝鮮人を日本の戦時動員体制にくみこむための植民地政策。日本の朝鮮支配は当初より同化政策を基調としたが,日中戦争の拡大とともに強化され,第7代朝鮮総督南次郎は朝鮮人を完全に「皇国臣民」化させるため,「内鮮一体」を提唱した。神社参拝の強要や「皇国臣民ノ誓詞」の制定,日本語の強制,創氏改名などの政策が打ち出され,その推進体として1938年(昭和13)7月国民精神総動員朝鮮連盟が発足した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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