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紅白梅図屏風(こうはくばいずびょうぶ)

尾形光琳(こうりん)の最晩年の秀作。二曲一双の金箔地の左隻に白梅,右隻に紅梅を配し,画面中央には銀箔などを用いて流水を描く。ゆるやかな曲線をつらねて金の平面を大胆にわける構成は,やまと絵の伝統を踏まえながら光琳独自の趣向がこらされている。MOA美術館蔵。各隻縦156.6cm,横172.7cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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