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興正寺(こうしょうじ)

京都市下京区にある真宗興正寺派の本山。円頓山と号す。文明年間仏光寺の経豪(きょうごう)(のち蓮教(れんきょう))が本願寺蓮如に帰依したため追放され,もと仏光寺があった山科に一寺を構え,興正寺(仏光寺の旧号)と称した。以後本願寺との関係を強め,1535年(天文4)には一家衆(いっけしゅう)となり,69年(永禄12)脇門跡とされた。91年(天正19)から現在地。その後本願寺からの離脱をめぐり配流事件もおき,1876年(明治9)独立。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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