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高句麗(こうくり)

朝鮮古代の三国の一つ(前47?~後668)。高麗・狛とも書き,「こま」ともよぶ。伝説では,天帝を父,河伯(かわのかみ)の女を母とする朱蒙(しゅもう)(鄒牟(すうむ))を建国の始祖とする。前2世紀末,漢の玄菟(げんと)郡の治下にあった高句麗族がしだいに成長,はじめ桓仁(かんじん)(中国遼寧省)を都とし,209年に丸都(がんと)城(中国吉林省集安)に遷都した。313年楽浪郡を攻め,400年にわたる中国の郡県支配を消滅させた。4世紀後半からは百済(くだら)と交戦し,広開土王は倭兵をも撃退し,さらに長寿王は427年平壌に遷都して南下策を進めた。だが百済・新羅(しらぎ)との3国抗争は隋・唐の介入を招き,泉蓋蘇文(せんがいそぶん)の政変もかさなって,668年唐・新羅軍に滅ぼされた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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