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郡長(ぐんちょう)

各郡の行政長官の官職名。1878年(明治11)7月の郡区町村編制法の公布によって,府県と町村を結ぶ位置に郡がおかれた。郡長には当初,当該府県本籍者の名望家が任用されたが,87年からは試験任用制度へ移行した。郡制は1921年(大正10)廃止が決定したが,郡長は経過事務を処理するため存続し,26年(昭和元)に廃止された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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