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軍需省(ぐんじゅしょう)

太平洋戦争期に軍需生産行政を管轄した中央官庁。1943年(昭和18)11月1日商工省・企画院の大部分,陸海軍航空本部の一部などを統合して設置。主要ポストには現役軍人が就任した。軍需生産増強のための計画から実施までの軍需工業行政の一元化,とくに航空機の増産をめざしたが,陸海軍の対立もあり目的を達成しなかった。所管事務は国家総動員,軍需品の生産管理,民間工場の統制など。45年8月26日廃止され商工省が再置された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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