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栗山潜鋒(くりやませんぽう)

生没 1671~1706.4.7 江戸前期の儒学者。水戸藩士。父は山城国淀藩の儒者長沢良節。名は愿(すなお),字は伯立,通称は源介,号は潜鋒・拙斎。1684年(貞享元)京都で崎門(きもん)学派の桑名松雲に儒学を学び,同門の水戸史臣鵜飼錬斎(れんさい)の推挙により後西天皇の皇子八条宮尚仁(なおひと)親王の侍読となる。親王没後京都で開塾したが,のち水戸藩主徳川光圀(みつくに)に仕え「大日本史」編纂に従事,27歳で彰考館総裁に就任。光圀の死後,「義公行実」を執筆。著書「保建大記(ほうけんたいき)」「倭史後編」「弊帚(へいそう)集」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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