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曼荼羅(まんだら)

曼陀羅とも。サンスクリットのマンダラの音訳。仏の悟りの境地を表現したもの。仏菩薩の集合する道場も意味することから,諸尊を一定の形式で整然と描いた集合図を曼荼羅といった。表現形式から,大曼荼羅・三昧耶(さんまや)曼荼羅・法曼荼羅・羯磨(かつま)曼荼羅の四種曼荼羅にわける。内容からは,諸尊すべてを集めた都会(とえ)曼荼羅,特定の諸尊からなる部会(ぶえ)曼荼羅,1尊中心の別尊曼荼羅などの区分がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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