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前田綱紀(まえだつなのり)

生没 1643.11.16~1724.5.9 江戸前期の大名。加賀国金沢藩主。光高の長男。1645年(正保2)3歳で家督相続し藩主となる。祖父利常,舅保科正之の後見をうける。61年(寛文元)金沢へはじめて入国。藩政では利常の改作仕法を引き継ぐとともに,十村(とむら)制度の整備,切高仕法の導入などを行った。好学の大名として知られ,木下順庵・室鳩巣(むろきゅうそう)・稲生若水(いのうじゃくすい)ら多くの学者を招くとともに,書物の収集,東寺・三条西家などの古文書の整理・補修を行った。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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