1. 用語
  2. 日本史 -め-
  3. メキシコ銀(メキシコぎん)

メキシコ銀(メキシコぎん)

墨西哥銀とも。16世紀前半以来メキシコで鋳造され,南・北アメリカ,東アジア一帯で貿易銀として19世紀まで使用された銀貨。平均量目約27gあり,小型メダルほどの大きさがある。安政開港に際し,洋銀の中核として大量に流入し,これまで閉鎖体系にあった日本の貨幣制度を開放体系に導く役割をはたしたほか,一時本位貨幣の基準ともなった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう