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眼鏡絵(めがねえ)

近世絵画の一様式で,凸レンズを通してみるために制作された絵,またその鑑賞法。原理はオランダや中国からもたらされ,鑑賞法には覗絵(のぞきえ)と覗きからくりの2種がある。西洋画の透視図法を用いて遠近感が強調された景観図が多く,円山応挙や司馬江漢らが描いている。浮絵(うきえ)の発生にも影響を与えた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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