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名所図会(めいしょずえ)

近世後期に盛んに刊行された地誌の一種。巡覧などの便のため,寺社・旧跡の由緒来歴や街道・宿駅・名物の案内などに,実景を描写した多くの挿絵をそえたもの。1780年(安永9)に刊行され,巡覧・巡拝者の増加にともなう需要で爆発的な売行きをみせた「都(みやこ)名所図会」に始まる。以後これにならったものが多く刊行された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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