1. 用語
  2. 日本史 -め-
  3. 明治美術会(めいじびじゅつかい)

明治美術会(めいじびじゅつかい)

日本最初の洋画・西洋系彫刻の美術団体。1889年(明治22)浅井忠(ちゅう)・小山正太郎・長沼守敬(もりよし)らによって結成され,毎年展覧会と例会を開催した。当時の国粋主義的気運に対抗し,主要な洋画家の大部分が参加したが,やがて黒田清輝ら若手作家と旧会員が対立。黒田らは96年白馬会を結成して離脱する。1901年に明治美術会は解散し,中堅会員を中心に02年に太平洋画会が結成された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう