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明月記(めいげつき)

「照光記」とも。鎌倉前期の歌人藤原定家の日記。1180~1235年(治承4~嘉禎元)が現存するが,没年(1241)まで書かれたらしい。源平内乱期から承久の乱以後までの,政治や歌壇・社会状況,自身の心情などについて詳述した当時の基本史料。自筆本は冷泉(れいぜい)家(時雨亭文庫,国宝,54巻)・東京国立博物館など所蔵。「史料纂集」「訓読明月記」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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