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民主自由党(みんしゅじゆうとう)

第2次大戦後の政党。1948年(昭和23)3月,民主党・社会党の連立による芦田均内閣が成立すると,日本自由党の吉田茂は民主党幣原派との接近をはかった。同月日本自由党に民主クラブと無所属の一部が合流して結成。同年10月総裁吉田茂を首班とする第2次吉田内閣が発足。49年1月の総選挙では戦後はじめて衆議院の過半数を占める政党となり,第3次吉田内閣の基盤となった。吉田は保守勢力の大同団結をよびかけ,50年3月に民主党連立派と合同して自由党へと改組した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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