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源頼家(みなもとのよりいえ)

生没 1182.8.12~1204.7.18 鎌倉幕府2代将軍(在職1202.7.23~03.9.7)。父は初代将軍頼朝。母は北条政子。幼名は万寿。1199年(正治元)頼朝の死後家督を継ぎ,1202年(建仁2)将軍となる。訴訟を扱う権限は有力御家人13人の合議に移され,実権をなかば失った将軍であった。側近の梶原景時は,1199年北条氏ほかの御家人集団により追放された。比企能員(ひきよしかず)の女(若狭局)との間に男子一幡(いちまん)が生まれ,比企氏が外戚となったため,これを警戒した北条時政により1203年比企氏と一幡は攻め滅ぼされた。頼家自身も伊豆国修禅寺に幽閉され,翌年死去。北条氏による暗殺という。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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