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密教(みっきょう)

大乗仏教のなかの秘密の教えをいい,顕教(けんぎょう)に対する語。インドにおこり,7世紀後半にヒンズー教の影響のもとに「大日経」と「金剛頂経」が成立,理論と実践の体系が確立した。8世紀に中央アジアをへて中国に伝えられた。9世紀初めに空海が中国から日本にもたらし,真言宗を開宗(東密(とうみつ))。天台宗を開いた最澄も密教を伝えた(台密(たいみつ))。手に印相(いんぞう)を結び,口に真言を唱え,心に仏を観じるという三密の行により宇宙の真相を知り,仏との一体化をはかり即身成仏をはたすと説く。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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