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三島由紀夫(みしまゆきお)

生没 1925.1.14~70.11.25 昭和期の小説家・劇作家。本名平岡公威(きみたけ)。東京都出身。東大卒。学習院時代,16歳で「文芸文化」に「花ざかりの森」を発表する早熟さをみせる。1949年(昭和24)「仮面の告白」で新進作家としての地位を確立。「禁色(きんじき)」「潮騒」「金閣寺」「憂国」「サド侯爵夫人」「豊饒の海」など絢爛たる文体による緻密な構成の作品を多く発表した。68年楯の会を結成し,70年その会員4人とともに自衛隊市ケ谷駐屯地に赴きクーデタ決起を促したが,失敗して割腹自殺。「三島由紀夫全集」全42巻,補巻1巻,別巻1巻。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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