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問民苦使(もみくし)

「もんみんくし」とも。奈良時代~平安初期に臨時におかれた地方監察官。令制の巡察使の一種。758年(天平宝字2)京畿内・東海東山・北陸・山陰・山陽・南海・西海の各道を担当する使が任命され,東海東山道使に判官(じょう)1人・録事2人,その他の各使に録事1人がおかれた。同年内に使の報告が2~3みられる。また延暦年間にも問民苦使に諸国を巡察させていたことがみえる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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