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長久保赤水(ながくぼせきすい)

生没 1717.11.6~1801.7.23 江戸中・後期の地理学者。名は守道,のち玄珠(はるたか),字は子玉,通称源五兵衛,赤水は号。常陸国多賀郡赤浜村の農家の生れ。儒医鈴木玄淳,藩儒名越南渓に師事。奥羽地方を旅したり,近村漁民の漂流者引取りに長崎へ使して見聞を広めた。「日本輿地(よち)路程全図」や「大清広輿図(だいしんこうよず)」などの地図を著す。1777年(安永6)水戸藩主の侍講に抜擢され出府。91年(寛政3)致仕,以後「大日本史」地理志の編修に加わった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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