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熱ルミネッセンス法(ねつルミネッセンスほう)

土器を熱したとき,赤熱する以前の低い温度で,胎土中の鉱物が蛍光を発する。この蛍光の強さは古い土器ほど強いという原理を利用して,土器が製作された年代を測定する方法。放射性炭素年代測定法は土器以外の遺物によって行われ,編年の基礎になる土器そのものの年代を直接決定するわけではない。その意味でこの方法に期待されるところは大きい。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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