両毛作とも。1年に同一の耕地に2回異なる作物を作付すること。主作物の作付を表作,あとの作付を裏作という。裏作の拡大は土地利用率を高め土地生産性を上げることになり,耕起や施肥技術の改善を背景に進んだ。水田二毛作は平安中期頃に確認できるが,近世には夏季に水稲,冬季の裏作に大麦・小麦・菜種など。多様な作物を導入,広く普及した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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