1. 用語
  2. 日本史 -に-
  3. 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)

「古事記」では邇邇芸命。天津彦彦火(あまつひこひこほ)邇邇杵尊・天津彦根火(あまつひこねほ)瓊瓊杵根尊などとも。天孫降臨神話で葦原中国(あしはらのなかつくに)に降臨する神。名の核となるホノニニギは稲穂の豊饒を意味する。降臨後にコノハナサクヤヒメを妻とし,ホノスソリ・ヒコホホデミらを生む。「日本書紀」では真床追衾(まどこおぶすま)にくるまれて降り,「古事記」では父アメノオシホミミにかわって誕生直後に降されたとあるように,ともに嬰児の姿で降ったと考えられるが,それは穀霊の新生を表すものであった。なお真床追衾の存在から大嘗(だいじょう)祭の起源説話とする説もある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう