1. 用語
  2. 日本史 -に-
  3. 日清通商航海条約(にっしんつうしょうこうかいじょうやく)

日清通商航海条約(にっしんつうしょうこうかいじょうやく)

日清戦争後の1896年(明治29)7月21日に調印された条約。日清講和条約第6条の規定にもとづき締結された(10月発効)。日本は領事裁判権・協定関税・最恵国待遇など日本に有利な不平等条項を獲得し,中国市場進出の足場を得た。1928年(昭和3)中国国民政府は廃棄を通告したが改定条約交渉には応じ,30年5月6日に日華関税協定が結ばれた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう