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二条城代(にじょうじょうだい)

江戸幕府初期の役職。将軍上洛時の居所である京都二条城の城代。1625年(寛永2)渡辺(山城守)茂が任じられて,大番士30人を支配。同心もつけられた。渡辺は35年に江戸に帰り,代わって大番2組が在番し,以後城代はおかれなかった。99年(元禄12)に二条城番の山岡景元の辞職で城代が廃止されたとの説があるが,城番は門番の頭で,身分も職掌も異なる別の職である。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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