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二官八省(にかんはっしょう)

大宝・養老令制の主要な官司の総称。神祇官・太政官の二官と,中務(なかつかさ)・式部・治部・民部・兵部(ひょうぶ)・刑部(ぎょうぶ)・大蔵・宮内の八省をさす。八省については「日本書紀」では649年(大化5)や690年(持統4)にその語句がみえるが,これらには潤色があり,浄御原令(きよみはらりょう)制以前では六官が存在していた可能性が高い。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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