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乗合馬車(のりあいばしゃ)

数人の人を乗せて馬が牽引する車。幕末期に外国人の手による乗合馬車が,横浜と江戸の外国公使館の間や横浜―箱根間にみられた。日本人による乗合馬車営業は,1869年(明治2)2月横浜の川名幸左衛門らが出願し,同年5月に開業した成駒屋が最初。横浜―東京間で営業し,2頭立て6人乗り,料金は1人金3分であった。鉄道の発達とともに姿を消した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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